眼科医療機関における運転外来で使用されているドライビングシミュレータ “Vimo” (ヴィモ)は、自動車運転への視野障害の影響を評価するために独自に開発されたドライビングシミュレータです。
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ドライビングシミュレータ
“Vimo” の特徴
コンパクト
自動車運転時の視線移動を評価するために最低限必要なサイズのディスプレイを使用しているため、他社の運転再開評価用ドライビングシミュレータと比較して、設置場所をとりません。
移動・移設可能
運転外来実施時のみ取り出して使用できるよう看護師や視能訓練士がひとりで移動・移設が可能な設計となっています。
視線計測機能搭載
視線計測装置を搭載することによりシミュレータでの運転中の視線移動を計測し、評価することができます。これにより、シミュレータでの運転中の事故が視野障害に起因したものかどうかを客観的に評価できます。
容易な操作
視線計測機能の調整を含めドライビングシミュレータはマウスをクリックするだけで操作可能です。操作について、特別なトレーニングは必要ありません。
視野検査結果重畳表示機能
運転中あるいは運転振り返り(リプレイ)の画面に視野検査(ハンフリー視野計24-2/30-2)の結果を重ねて表示することができます。注視位置の変化に合わせて視野検査結果の表示位置も変化するので、各運転場面でどこを見ているとどこが見えないのかが分かり、視野障害と事故との関係を理解しやすくなります。
主要諸元
ハードウェア
モニターサイズ | 65型 (163.9cm対角) 有効表示領域:1,428.5×803.5mm |
電源 | 電源:AC単相100V (50/60Hz) 消費電力: |
外形寸法*1 | 幅:1,430mm 奥行*2:2,000mm 高さ :1,684mm |
重量 |
*1 この他にシミュレータ操作者用ノートPCを設置する場所が必要です。
*2 奥行きはフレーム後端から被検者の座席の後端までの目安の距離です。
ソフトウェア
運転評価 | 練習コース 評価用コース1 評価用コース2 |
運転振り返り(リプレイ) | 早送り(2倍・3倍) スローモーション(1/2倍・1/4倍) コマ送り再生 視線位置マーカー表示 スクリーンキャプチャ |
視線計測機能調整 | キャリブレーション キャリブレーションテスト |
視野検査結果重畳表示 | 運転評価・運転振り返り(リプレイ) 右眼・左眼・両眼重ね合わせ |